一般社団法人 日本舞台監督協会のご案内

一般社団法人 日本舞台監督協会 (JAPAN ASSOCIATION of STAGE MANAGER, PRODUCTION MANAGER, and TECHNICAL DIRECTOR ) とは
当法人は、舞台芸術の各分野で舞台監督の仕事に従事する人達の自主的な集まりとして、相互の親睦と協力をはかると共に、日本における舞台監督の社会的、経済的、芸術的地位の確立と、会員の技術向上ならびに福利厚生の充実をはかり、併せて関連諸団体との連携を深め、日本の舞台芸術の発展と国際交流に寄与することを目的とする。

沿革:
1972年に舞踊やバレエの舞台監督を中心に「日本舞台監督者協会」(初代会長 田中好道)が、1974年には主に演劇の舞台監督を中心に「舞台監督協会」(初代会長 水品春樹)が、相次いで礎となる協会を結成しました。
その後、舞台監督を取り巻く状況は時代の進展と共に解決すべき切実な課題が増大してまいり、1999年5月にお互い抱えている課題を話し合い、労災問題、契約書、著作権、資格認定問題等、当面する重大な課題について、一つの組織にまとまり、より大きな力となって取り組んでいこうということで認識の一致を見ました。2000年4月「日本舞台監督協会」を設立。
2017年8月「一般社団法人 日本舞台監督協会」設立登記。会員数206名(2019年12月末現在)

目的:
1)内外の舞台芸術活動についての調査研究、及び情報の交換。
2)
舞台監督の仕事に対する理解を深め、広めるためにフォーラム、研修等の企画、実施。
3)
会報の発行。
4)
その他、当法人の目的を達成するために必要な事業。

新進芸術家海外研修制度
文化庁の新進芸術家海外研修員を希望する「舞台監督」を応援しています。
なお、この海外研修員制度は、文化庁による書類選考、面接を経て決められます。
協会は文化庁の「舞台美術等」分野の「舞台監督」の専門内容
に属し、350日間、80日間他の研修があります。

令和7年度新進芸術家海外研修員が発表されました。(NEW)

◆令和7年度新進芸術家海外研修制度の募集
*応募書類等提出期限:令和6年8月15日(木)*終了しました。
*事務局HP(募集案内等掲載)http://www.zaikenbunka.go.jp/
*文化庁HPhttps://www.bunka.go.jp/seisaku/geijutsubunka/shinshin/kenshu/
⇒芸術団体に対する応募書類(推薦状)等が無くなり文化庁事務局にて受付となります。

発行物

  • 協会手帳(年一回発行)
  • 会員住所録(年一回発行)
  • 協会ニュース(適宜発行)*メール短信ご案内
  • 会員データ更新(随時)
  • 「日本舞台監督協会」会報(年ニ回発行)


会費 入会金 ¥5,000/年会費 個人会員¥10,000/賛助会員(法人)¥20,000(1口)

お知らせ

文化庁「文化芸術収益力強化事業」(委託事業)募集のご案内

文化庁より「文化芸術収益力強化事業」の募集が今週(10/5)より順次文化庁HPで紹介されています。
採択事業一覧
https://www.bunka.go.jp/shinsei_boshu/kobo/92491501.html
詳しくは、同HPにてご確認下さい。
※事業の詳細については文化芸術収益力強化事業(委託事業)の募集をご参照ください。

1)株式会社キョードーファクトリー「次の担い手を育成する子供向けコンテンツ制作事業」
2)凸版印刷情報コミュニケーション事業本部ソーシャルイノベーション事業部
「デジタル技術を活用した映像配信による新たな収益確保・強化事業(募集期間10月5日~23日)
3) 寺田倉庫「緊急舞台芸術アーカイブ+デジタルシアター化支援事業(EPAD)」
令和2年10月15日(木)~令和2年10月26日(月)9時必着
※エントリー(応募の意思表明)の提出締切は令和2年10月22日(木)17時
4)公益社団法人全国公立文化施設協会「劇場・音楽堂等コンテンツ配信ポータルサイト 「公文協シアターアーカイブス」 パイロット公演動画配信事業 」令和10月23日~11月9日(月)18時迄
*エントリー締切10月30日(金)18時迄

2020年10月20日 | カテゴリー : お知らせ | 投稿者 : bukankyoukai

文化庁「文化芸術活動の継続支援事業」採択事例のご案内

文化庁「文化芸術活動の継続支援事業」の「舞台監督会員様」からの採択事例のご案内
*第2期(第4次募集)が、11月から始まる予定です(約3週間)。
応募予定の方々には、文化庁HPをご注視の上、ご準備とご検討を宜しくお願いいたします。
*第1次~第3次募集への申請件数50件(事前確認証番号94件)→採択数30件(10/16)です。
*引き続き現在も採択への審査中(芸文振)とのことです。

A-①で採択:協会員N氏(東京在住)
事業内容:
1)主に受けている劇団の仕込みバラシを、これから先の世代交代や人材育成(高校生や大学生)に、仕込み順序ややることを映像マニュアル化して知識を共有する。
2)外注で作成していた作り物を自社内で作成するための機材の購入と修練も事業に加えた。
申請項目:撮影用の機材、自社制作物用の溶接機、倉庫・稽古場周辺の洗浄(高圧洗浄機、感染症予防対策として、非接触体温計・非接触消毒液のディスペンサー・マスク・フェイスガード)等。

A-①で採択:協会員K氏(大阪在住)
事業内容:「コロナ後に向けた技術向上」
自粛終了後、7月を皮切り始まったにオンライン公演の準備及び、業務において使用するICT関連の備品の準備と整備、及び、業務における知識と技術の向上の為の専門技術の免許習得。新型コロナウイルス対策に則した感染防止の為の備品の購入。(2020年3月1日~9月18日)
申請項目:業務で必要な工具の購入と整備。公演予定の作品の原作書籍及び、原作映像DVD、戯曲などの購入。技術向上を目的としたリサーチとして演劇公演の観劇。丸ノコ等取扱従事者、職長・安全衛生責任者の免許習得。インターネットを利用した、事業展開を検討した上でのICT機器の準備と整備。PCの購入とPC周辺機器の購入。

 

 

 

 

2020年10月17日 | カテゴリー : お知らせ | 投稿者 : bukankyoukai

芸団協「文化芸術活動の継続支援事業」補助金<文化芸術団体・個人(フリーランス含む)向け>(8月31日更新)

第二次補正予算による「文化芸術活動への緊急総合支援パッケージ」のうち、【1】~【3】に当たる「文化芸術活動の継続支援事業」の補助金の第3次募集の受付開始は、2020年9月12日(土)です。補助対象となる分野は、舞台芸術、映画、アニメーションのほか、美術、写真など幅広いものとなっています。ただし、「不特定多数に公開することによりチケット収入等をあげることを前提としていること」などの条件があります。
 「文化芸術活動の継続支援事業」特設サイトでは、申請方法の説明動画や、注意点も掲載されています。申請前に、必ずご確認ください。※注意※7月15日付で募集案内の一部が修正されています。本事業で対象経費となる項目(検査費用について)が変更されていますのでご注意ください。

また、個人が申請する場合は、「統括団体からの確認番号」を事前に取得すると、申請時の提出書類が大幅に省略できます。芸団協の正会員団体・賛助会員団体など、実演家やスタッフを会員とする団体が、事前確認認定団体として協力しています。事前確認の認定手続きについては、各団体へご確認ください。なお、認定団体は、「文化芸術活動の継続支援事業」の申請受付はしていません。認定団体から事前確認の認定を受けたのちに、ご自身で「文化芸術活動の継続支援事業」事務局へ申請する必要があります。
2020年9月10日 | カテゴリー : お知らせ | 投稿者 : bukankyoukai

芸団協「イベント等開催の制限緩和」「PCR等検査体制の拡充」の要望

2020年9月
公益社団法人日本芸能実演家団体協議会 「イベント等開催の制限緩和」及び「PCR等検査体制の拡充」https://www.geidankyo.or.jp/news/detail20200901.htmlを求めます
新型コロナウイルス感染症の緊急事態宣言の解除(5月25日)に伴い、実演芸術界は、感染拡大防止策を強化しながら公演や芸術活動の再開を目指してきました。 しかしながら、現状では、有効な感染防止対策がまだ充分に講じられているとは言えず、また、公演活動への制限も依然として厳しく、我々実演家と現場を支える スタッフそれに関連企業や芸術団体は、深刻な打撃を受け続けています。コロナ禍の収束が未だに見通せない状況が続く中で我々実演家とスタッフは、 人々の生活に息づく文化芸術と創造の燈火を将来に亘り点し続けられるよう懇切に願い、以下のことを強く要望します。
●イベント等開催の制限緩和を
政府が発表した当初の計画によれば、8月1日よりイベントの上限人数は撤廃される予定でしたが、昨今の感染状況を受けて結局9月末日まで「上限を5000人」とする 規制は維持されることとなり、また、屋内の場合は収容率も50%以内にと制限され続けています。
一部の報道によれば、現在、飛沫飛散のシミュレーションが官民の研究機関や業界団体等において数多く実施されており、観客がマスクを着用し会話をしない状況下では、 客席における観客間の感染リスクはそれほど高くないとの検証結果が出ているとのことです。イベント等の開催制限については、こういった科学的検証結果をも踏まえつつ 速やかに制限緩和に向けた再検討を行うよう求めます。

●PCR等検査体制の拡充を
一方、公演を介しての実演家やスタッフと観客間の感染のリスクを下げるためには、我々実演家とスタッフが自身の「感染有無」を的確に把握し、 実演の「現場」(舞台)に感染者を立たせないことが極めて重要な行動規範となるので、既に実演家団体の一部は、業界ガイドラインに沿った感染防止対策の徹底に加え、 PCR検査、抗原検査等を所属の実演家やスタッフに受けさせることに取り組んでいます。この行動規範を確実なものにするには、前述の諸検査は、定期的に的確に行われて こそ威力を発揮するものとなるが、現状では、検査窓口は限られており、また、自主検査は費用が高額なため、大勢の実演家とスタッフにとっては、感染終息まで長期に 亘り重い負担を強いられ、一層困難な局面に立たされることになるでしょう。あらゆる公演が安心安全に催されるには、実演家とスタッフら関係者が廉価で定期的、 計画的にPCR検査等を受けられる体制の構築と拡充は必要不可欠だと考えています。その実現に向けての政府の強力な支援を求めます。

我々実演家とスタッフは、エッセンシャルワーカーと同様に、世の中と人々を癒し奮い立たせる役割を担っています。
上記要望の早期実現に向けたご支援を心よりお願い申し上げます。

2020年9月9日 | カテゴリー : お知らせ | 投稿者 : bukankyoukai